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09月02日-01号

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  1. 下松市議会 2020-09-02
    09月02日-01号


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    令和 2年 9月 定例会(7回)令和2年9月2日令和2年第7回下松市議会定例会会議録第1号───────────────────議事日程  令和2年9月2日(水曜日)午前10時開会、開議      議員辞職許可の報告について 日程第1、会議録署名議員の指名について 日程第2、会期の決定について 日程第3、同意第10号 下松市教育委員会の委員の任命について      同意第11号 下松市教育委員会の委員の任命について 日程第4、議案第53号 令和2年度下松一般会計補正予算(第6号) 日程第5、議案第54号 令和2年度下松井国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第6、議案第55号 令和2年度下松介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第7、議案第56号 令和2年度下松後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第8、議案第57号 令和2年度下松公共下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第9、議案第58号 下松市個人情報保護条例及び下松市情報公開条例の一部を改正する条例 日程第10、議案第59号 下松市総合計画基本構想の策定について 日程第11、議案第60号 市道路線の認定について 日程第12、議案第61号 下松市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第13、認定第1号 令和元年度下松水道事業会計決算の認定について       認定第2号 令和元年度下松工業用水道事業会計決算の認定について       認定第3号 令和元年度下松簡易水道事業会計決算の認定について       認定第4号 令和元年度下松公共下水道事業会計決算の認定について 日程第14、監査報告第3号 例月出納検査報告について本日の会議に付した事件  日程第1から日程第14まで出席議員(19人)11番  浅 本 輝 明 君        12番  藤 井   洋 君13番  近 藤 康 夫 君        14番  永 田 憲 男 君15番  阿 武 一 治 君        17番  磯 部 孝 義 君18番  山 根 栄 子 君        19番  矢 野 忠 治 君20番  原 田 真 雄 君        21番  近 藤 則 昭 君22番  渡 辺 敏 之 君        23番  田 上 茂 好 君24番  松 尾 一 生 君        25番  中 谷 司 朗 君26番  村 田 丈 生 君        27番  中 村 隆 征 君28番  金 藤 哲 夫 君        29番  堀 本 浩 司 君30番  高 田 悦 子 君欠席議員(なし)欠員(1人)説明のため出席した者       市長             國 井 益 雄 君       副市長            近 藤 和 彦 君       教育長            玉 川 良 雄 君       上下水道局長         古 本 清 行 君       総務部長           藤 本 泰 延 君       企画財政部長         玉 井 哲 郎 君       生活環境部長         松 井   淳 君       健康福祉部長         瀬 来 輝 夫 君       経済部長           鬼 武 輝 明 君       建設部長           原 田 克 則 君       教育部長           小 田   修 君       消防長            原 田 保 寿 君       子育て支援担当部長      鬼 武 良 光 君       監査委員           棟 近 昭 典 君議会事務局職員出席者       事務局長           大 崎 広 倫 君       議事総務課長         大 空 之 文 君       議事総務係長         引 頭 朋 子 君───────────────────────────────午前10時00分開会 ○議長(中村隆征君) おはようございます。ただいまの出席議員19人であります。これから、令和2年第7回下松市議会定例会を開会いたします。 これから、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。 △議員辞職許可の報告について ○議長(中村隆征君) ここで、議事日程に先立ちまして、議員の辞職許可について報告をいたします。 河内裕文議員から一身上の都合により、閉会中の令和2年8月24日をもって議員を辞職したいとの願い出がありました。地方自治法第126条ただし書きの規定により、議長において同日付で議員辞職を許可したところであります。下松市市議会規則第90条第2項の規定により、この件を御報告申し上げます。 これより、日程に入ります。 △日程第1.会議録署名議員の指名について ○議長(中村隆征君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、村田丈生議員、渡辺敏之議員を指名いたします。 △日程第2.会期の決定について ○議長(中村隆征君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月16日までの15日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、会期は15日間と決定をいたしました。 △日程第3.同意第10号下松市教育委員会の委員の任命について       同意第11号 下松市教育委員会の委員の任命について ○議長(中村隆征君) 日程第3、同意第10号下松市教育委員会の委員の任命について、同意第11号下松市教育委員会の委員の任命について、以上の2件を一括議題といたします。 本件について、提出者の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 皆さん、おはようございます。同意第10号及び同意第11号下松市教育委員会の委員の任命について、一括して御説明申し上げます。 この議案は、現委員であります市川正紀委員今井かおり委員の任期が、この9月30日をもって満了いたしますので、後任の委員の任命について同意を求めるものであります。 私は後任として、林哲人さんと保護者代表の委員として木佐谷真理子さんを任命したいと考えております。林さんは、平成24年に末武中学校校長を定年退職後、本市教育指導員として本年3月まで勤められるなど、長きにわたり本市学校教育に尽力され、平成29年からは人権擁護委員としても御活躍されております。 木佐谷さんは、PTA役員子ども会育成連合会会長学校運営協議会の委員等を歴任され、保護者である委員として適任であると考えております。 なお、任期は、令和2年10月1日から4年間となっております。 お二方とも、人格が高潔で、教育、学術及び文化に対する識見も十分なものがあると思っておりますので、お二方の教育委員会委員の任命につきまして、御同意いただきますようにお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第10号及び同意第11号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、同意第10号及び同意第11号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これから、討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、順次採決をいたします。同意第10号下松市教育委員会の委員の任命についてを採決いたします。本件はこれに同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。同意第10号は同意することに決しました。 次に、同意第11号下松市教育委員会の委員の任命についてを採決いたします。本件はこれに同意することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、同意第11号は同意することに決しました。 △日程第4.議案第53号令和2年度下松一般会計補正予算(第6号) ○議長(中村隆征君) 日程第4、議案第53号令和2年度下松一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕
    ◎市長(國井益雄君) 議案第53号令和2年度下松一般会計補正予算(第6号)について、御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ8億6,860万8,000円を追加し、補正後の予算総額を289億7,903万8,000円とするものであります。 総務費は、前年度決算剰余金財政調整基金への積立金の増額として3億4,000万円、新型コロナウイルス感染症対策基金への積立金の増額として517万5,000円、WEB会議用設備配備費として499万円、戸籍情報システム改修及び庁用器具費の増額として986万6,000円を計上しております。 民生費は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による意思疎通支援事業の減額として14万1,000円、障害者福祉システム改修費として330万円、過年度事業の精算に伴う国・県支出金の返還金として9,964万5,000円、敬老祝金の減額として4,550万円、過年度事業の精算に伴う療養給付費等負担金として1,563万6,000円、子育て支援センター事業費の増額として94万5,000円、保育環境改善等事業費として855万2,000円、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業費として693万7,000円、小規模保育施設建設補助として4,433万9,000円、小規模保育施設等職員応援給付金として575万円、市立保育園費の増額として200万円、学童保育事業費の増額として2,316万5,000円、児童センター管理運営費の増額として95万8,000円、生活保護システム改修費として66万円、住居確保給付金の増額として245万7,000円を計上するとともに、保育の規模縮小要請期間の利用自粛による保育料の減額に伴い、学童保育事業費の財源更生を行っております。 衛生費は、過年度事業の精算に伴う国・県支出金の返還金として91万5,000円、下松デンタルアカデミー専門学校と連携した健康づくり講演会実施経費として30万円を計上しております。 農林水産業費は、中山間地域等直接支払交付金の増額として195万1,000円、県事業を活用した森林整備等を行うための貸出し用資機材購入費として100万円、同じく笠戸島森林整備事業費として210万円を計上しております。 商工費は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた地域経済の活性化及び感染拡大防止に取り組む市民への支援として、地域応援くだまる商品券事業費を2億9,000万円、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により各種行事が中止となったことに伴う観光行事交付金の減額として480万4,000円を計上しております。 土木費は、豊井地区まちづくり整備事業における沿道整備街路事業基本調査業務等の増額として800万円を計上しております。 消防費は、消防団員安全装備品整備事業助成金を活用した、救助用半長靴の購入費として47万2,000円を計上しております。 教育費は、過年度事業の精算に伴う国・県支出金の返還金として1,466万6,000円、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による中学生等海外語学派遣事業費の減額として525万円、同じく下松市民憲章推進協議会補助金の減額として22万円、下松市史編さん準備事業費として23万1,000円、地域活性化センター助成金を活用した古地図リーフレット印刷製本費の増額として150万円、寄附に伴う図書等購入費の増額として5万円、同じくスポーツ器具購入費として30万円を計上しております。 予備費は、2,866万3,000円を増額計上しております。 以上の財源として、地方特例交付金地方交付税国庫支出金県支出金、寄附金、繰入金、繰越金、諸収入及び市債を充当・調整するものであります。 また、豊井地区まちづくり整備事業について、繰越明許費を設定するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。堀本浩司議員。 ◆29番(堀本浩司君) おはようございます。一般会計補正予算(第6号)についてお尋ねしたいと思います。 初めに、老人福祉総務費敬老祝金マイナス4,550万円についてです。恐らく9,100人分と思われます。令和2年度の敬老祝金は9,100人分が廃止ということなのか、まず確認したいと思います。 気になるのは、この議案は、まだ可決されていないわけなんですが、令和2年度敬老祝金の中止として8月24日付の回覧として既に回っております。勇み足のような気もいたします。このあたり、いきさつの説明をお願いいたします。 次に、商工費です。地域応援くだまる商品券事業2億9,000万円です。市民全員に5万7,300人に5,000円の商品券が配布され期待するところです。令和2年12月から配布予定です。ひょっとして敬老祝金としてここに含まれるかと思います。このあたりの経緯を説明お願いいたします。また、敬老祝金であれば本来なら敬老会でいただけるのですが、商品券ということになると12月からの配布予定までお待ちいただくということなのか確認したいと思います。 郵送配布の通信運搬費1,500万円です。配布方法についてお聞かせください。あくまでも案でありますが、感染予防対策をした上で、以前のプレミアム商品券の配布のときのように、例えば商工会議所を中心として、ほしらんどを金土日と3日間借り切り、取りに来られた方は1家族幾らかプラスになるとかすれば通信運搬費は幾らか削減、市民の手元に還元されるというのはいかがでしょうか。通信運搬費の削減についてお尋ねいたします。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 瀬来健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(瀬来輝夫君) 敬老祝金の減額について、2点ほどお尋ねをいただいております。 まず、9,100人分でよいかというお尋ねでございますけども、4,550万円の予算ですので、1人5,000円の敬老祝金ですので9,100人分、当初予算で見ていたということでございます。 それと、8月24日付の文書の件でございます。これにつきましては、既に敬老祝金の事業につきましては、当初予算で計上しておりました。要は当初段階におきましては、敬老祝金を今年もやるという判断で予算を上げさせていただいておったわけですけれども、この9月補正予算商品券事業を実施するということが執行部側で決まりまして、このたび予算を上げさせていただいておるんですが、要は既に実施が決まっている事業を急遽変更するということにつきましては、事務方としましては、その利害関係や作業を行う関係者にあらかじめ周知をし、混乱を防ぐことが最も大切なことであるというふうな判断の下、あらかじめ文書を配布させてもらったわけでございます。 行政としましては、敬老祝金の支給を受ける市民──高齢者ですね──への影響、実際に配布作業を行っていただいている民生児童委員さんへ事前に周知をし、市民生活の混乱を防ぐことを最優先に考えての結果でございます。民生委員さんは9月の頭に市から祝い金を受け取られまして、二、三週間かけて暑い中歩かれるわけでございます。そのためには、自分のお仕事だとか農作業の段取り、そういったことを年間スケジュールで組んでいらっしゃいますので、どうしても早くお知らせする必要があるというふうな判断をしたわけでございます。勇み足という言葉もいただきましたけれども、この点につきましては、事務的な判断で行ったということで御理解いただけたらというふうに思います。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) くだまる商品券事業につきまして、2点ほど御質問をいただいたかと思います。くだまる商品券事業につきましては、地域応援くだまる商品券新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けております市内事業者、また拡大防止に取り組む市民生活を応援するという趣旨で、地域における消費の喚起、地域経済への活性化を図るための目的といたしまして、全市民に対して一律に5,000円の商品券を配布する事業でございます。 通信運搬費1,500万円の関係でございますが、原則として特別定額給付金事業、このノウハウを活用いたしまして、レターパックプラス受け取り確認ができるこちらのレターパックプラスで郵送配布をするという予定にしております。11月中に市民の皆さんにお届けしたいというふうに考えております。レターパックプラスで全世帯郵送し、再配布も考慮いたしまして1,500万円の通信運搬費を計上しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 堀本浩司議員。 ◆29番(堀本浩司君) 敬老祝金についてお尋ねしたいと思います。 敬老祝金が廃止になったと先に回覧版で回ったことについては、先ほどの御説明では、現場の混乱を避けるためやむを得ない苦渋の決断かなと思います。 また、いつもなんですけど、こういう敬老祝金については、民生委員さん、また自治会の方々も大変苦労され、毎年暑い中での大変な作業をされていると思います。やむを得ないかなと思います。 今回の9,100人分が商品券に含まれるということで理解いたしました。質問は、今後9,100人から減少することはないと思います。これから団塊世代等ますます増加傾向になると思われます。この動向を把握しておられればお聞きしたいと思います。 また、一人歩きしているわけなんですけれども、敬老祝金は今回で廃止になったともお聞きします。そうなのか確認して、以上で終わります。 ○議長(中村隆征君) 瀬来健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(瀬来輝夫君) 将来的な高齢者人口の見込みでございますが、数字は持ち合わせておりませんけども、これは確実に増えてまいります。 将来的な事業の見込みでございますけれども、これは現在のコロナの状況に対応するのが精いっぱいでございまして、まだ来年以降のことは、まだ検討しておりません。 ○議長(中村隆征君) よろしいですか。ほかに御質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) それでは、何点か質問いたします。 話が別に急にほかのところにいったらおもしろくありませんので、敬老祝金もうちょっと詰めてお聞きをしますが、廃止をするんですか。事前に配られた自治会への文書では、今年度については商工費からの全市民への商品券に変えると、実質的には敬老祝金をそれに振り替えるというふうな説明がされております。今年度についてはというふうに説明がしてありますが、いずれ復活をさせるということなのかどうなのか、そのあたりもう1回確認をしておきます。 それと別のことです。歳入についてですが、国庫補助金新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金、1次分、2次分があって、今回の補正で全て活用、予算化されたと、残額はゼロであるというふうに、ここに書いてございますが、国のほうで第3次の補正があるというふうなことがあるかもしれませんが、それは別にして、もう現状でこれ以上の臨時交付金の交付はないというふうに考えておられましょうか、その辺をお聞きをいたします。歳入についてはそれだけです。 それと、歳出のほうの民間保育士です。この中で、保育環境改善事業として、マスク等の購入費用に対する補助として、保育所等20施設と書いてございますが、この20施設とはどういう施設なのか、その点をお聞きをいたします。 また、同じところですけれども、子育て支援センターに、これにもマスク等の費用の補助として2つの施設100万円というふうに書いてございますが、私ぱっと思いますのは、子育て支援センターは、2つじゃなくて3つあるんじゃないかというふうに思いますが、そのうちの2施設なのか、あるいは私の判断が間違っておるのか、その辺をお聞きをいたします。 それと、学童保育費です、学童保育事業費、これもコロナ関係放課後児童クラブ運営業務の委託料を増額をするというのが載っております。さらには、マスク等の費用に対する補助も計上されておりますが、いずれにしましても、これは事業者に対するいわば支援事業だというふうに思いますが、他の項目でたしか職員に対する慰労金を支給するという予算も上がっておりましたが、学童保育の指導員あるいは補助員への支援はどのようにされるのか、必要ないというふうに考えられるのか、その点についてお聞きをいたします。 ○議長(中村隆征君) 瀬来健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(瀬来輝夫君) 敬老祝金についてのお尋ねでございます。 まず、廃止という言葉をおっしゃいましたけども、今年度につきましては廃止ではございません、中止でございます。今年度のみということで今考えております。このコロナ禍における下松市の経済に対応するために、敬老祝金に振り替えて全市民を対象とした商品券事業を実施するという考えでございますので、今年度のみの事業ということでございます。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) 臨時交付金のお話がございました。今回、1次分、2次分、特に2次分ですけれども2億4,650万7,000円ということで、全額をこの予算に計上したところでございます。今後の話ではございますけれども、一応3次分というのがございます。これについてはまだ別途通知ということで、秋以降になるんではなかろうかということで、何らかの通知がまたあるということで御理解いただけたらと思います。特に国庫補助対象事業を算定の基礎根拠として、一応配分されるというふうに聞いております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 鬼武子育て支援担当部長。 ◎子育て支援担当部長(鬼武良光君) まず、1番目が保育環境改善等事業、20施設とはどういう施設かということですが、まずこれ公立の2園を除きまして、認可保育園、それと企業主導型保育施設、それとあと認可外保育施設花の子保育園、星の子保育園、おおぞら保育園下松、たから島、キッズルームToyも含めた、全て認可外保育施設も含めた20施設ということになります。 それから、子育て支援センター2施設、子育て支援センターは、下松市内には一応3施設と言われましたが4施設あります。公立を除いて3施設あるわけですが、あいあいキッズ星プラザをのけて、平田、愛隣の2施設への対応となっております。あいあいキッズのほうは、別にまた今検討中でございます、支援の仕方は。 あと、学童保育の委託料の増額ですが、これは先ほど言われましたように、マスク等消耗品を買われる場合に委託料のほうに増額するパターンで、このたび行いますので、委託料のほうに増額をいたします。 いろいろコロナ対応でたくさんの補助事業が、メニューが出てきておるわけですが、我々職員はこの事業全て目を通して、補助事業が活用できるものは全て活用しようと、今努力しておりますので、このたびの補正も非常にたくさん歳入面のほうがあって分かりにくかったと思いますが、そのうちの1つということで、委託料でないとつけられないものでありますので、そちらのほうにしております。 職員に対する支援はどうかということでございますが、こちらのほうは県の今1人当たり5万円の補助事業があります。 そのほかに、学童保育のほうは全て県の事業で対応していただけるんですが、そのほかの小規模保育施設とか認可外保育施設のほうは、また別の予算を組んでおりまして、そちらのほうで単独事業として行う予定としております。 職員に対する支援というこれにこのコロナ以外にキャリアアップ、職員のキャリアアップ推進事業こちらのメニューも活用しまして、3事業者いらっしゃいますが、全て3事業者そちらのほう対応しようということで、このたびの予算に上げさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 企画財政部長のほうから、3次分として今後交付をされる可能性があるという話でございましたが、これは国の3次の補正に対応したものではないというふうに理解してよろしいか。いわば、現時点で留保されておる、お金が交付される以外に、補正と直結していないんならば、国の1次と2次の補正の中で交付される金額は、実は国から100%交付されていないんだ、そういうふうなことになるんだろうと思うんだけれども、実は、県の資料を見ますと1次の交付限度額、それが実は書いてございました、山口県内の各市町の。その表を見ておりますと、下松は実は交付金額が一番少ないんです、市の中で、市の中で一番少ないんですが、何で少ないんかなと思ったんですが、その数字も実は100%の数字が書いてあるんではないだというふうなことが説明をされたんです。だからいわば留保されてあるというふうに私は見たんですが、そういうふうに考えてよろしいのか、もう一度確認をいたします。企画財政ではそれだけです。 それと、さっきの20施設というところで、こんなに施設があるのかなと私は実は思ったんです。認可保育、企業、小規模、認定こども園はどうでしたかよくわかりませんが、もしできましたら、後からでも結構ですが資料をいただけたらというふうに思います。 それと、子育て支援センターあいあいキッズ星プラザ、これが今回の対象から外れるということですが、その理由がちょっとよくわかりません。同じように扱われないというのはどういう理由なのか、その点についてお聞きを再度いたします。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) 臨時交付金のお尋ねがございました。先ほど申しましたとおり、国の補正予算というのが1次補正と2次補正ございました。1次補正については、市町村のほうに1兆円ほど臨時交付金として配布するということでございましたけれども、当面、第1次分として7,000億円が配分されております。残りの3,000億円というのが、以前は、2次配分ということを言っておりましたけれども、これがまだ配分されておりません。これが、国の2次補正が先に可決しておりますので、2次補正として2兆円が配分された。今後、先ほど申しましたように国庫補助を基準にした事業の配分方法になりますけれども3,000億円が都道府県、地方に配分されるということで、秋以降にこの金額が確定してくるということでございますので、新たに国の3次補正ということではございません。あくまでも国の第1次補正の残り分が配分されるということでございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 鬼武子育て支援担当部長。 ◎子育て支援担当部長(鬼武良光君) 資料のほうは渡辺さんのほうにも毎月提出しておりますが、その参考資料をまたお渡ししたいと思います。入所の児童数の分で分かりますので。 あいあいキッズにおきましては、株式会社アイグランが経営されておりまして、多角的に保育事業を経営されておりますが、さすがに早くから対応されておりますので、今のところないと。次はこういう補助メニューがあるんだったら、ぜひ活用させていただきたいということで、現時点では事業者のほうから申請がなかったということで御理解いただいたらと思います。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。永田憲男議員。 ◆14番(永田憲男君) 補正第6号の商工振興費で地域応援くだまる商品券事業でございます。 先ほど同僚議員が若干お聞きしておりますので、ちょっと補足的にお聞きしたいんですけど、1点は使用期間が12月から令和3年の2月末になっておりますが、これ予定ということで記載されておりますけど、なぜお聞きするかといいますと、その頃には、多分コロナが収まっていただかないと大変なことになるわけでございますけれども、例の国のGoToキャンペーン、非常にいい企画であったと思いますけど、実施時期が若干、ちょうどコロナのまた第2波といっていいのかどうかわかりませんが、その時期に当たったということで、あまり経済的効果が出なかったという問題がありますので、これは予定であって、場合によれば若干まだずれ込むとかそういったことがあるのかを、まず1点お聞きいたします。 それから、先ほど郵送に関しましては、同僚議員が聞かれましたので割愛いたしますが、3つ目でございますけど、これ使用できる業者は市内における業者だと思いますけど、これはもう市内の業者において全員なのか、それとも業者から行政に登録によって、その店の掲示をいたして使用できるのかお聞きいたします。 それから、この約2億6,000万円ですか、2億9,000万円ですか、これに対する経済波及効果は行政としてどのぐらい見られているのか、この3点をお聞きいたします。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) 3点ほど御質問をいただきまして、まず使用期間につきましては、補足資料のほうに掲載しておりますように、令和2年の11月から令和3年の2月末という予定で掲載をさせていただいております。この商品券の配布を11月中に全市民の皆さんに郵送でお送りしたいと考えておりまして、手元に届きましたら、できるだけ早く使用ができるようにということで、12月でありますが、それよりも少し早い段階で使用ができるような意味合いで予定というふうに掲載をしております。 2月末につきましては、やはり換金する業務がございます。年度内に完了するということもありまして、使用期限につきましては、令和3年の2月末ということで、使用期限を設定をさせていただいております。 それから、使用できる店舗でございますが、こちらのほうは商品券の封入、封函、発送までは市のほうで実施をいたしまして、使用できる店舗の募集ですとか商品券の印刷、換金業務につきましては、下松商工会議所を主体として行っていただきたい、その経費について補助する予定としております。店舗の募集につきましては、これまで商工会議所がノウハウを蓄積をされているその中で、募集をしていただくという予定にしております。 それと最後に、この事業の波及効果はという御質問でございますが、具体的な数字でもって、この波及効果がどのくらいあるという具体的な数字については申し上げることはできませんが、この3つの密を回避する行動、また新しい生活様式、実際に取り組む中で、この商品券配布事業を行うことによりまして、地域の消費喚起や消費の拡大、感染拡大防止、そういった促進が、この1つの事業によって多様な効果が発揮できるんではないかなというふうに期待しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 永田憲男議員。 ◆14番(永田憲男君) 使用期限は、今のお話を聞きますと今期の決算が3月ということになりますので、あまり後ろには延ばせないということで、タイムリーにちょうど12月というのは、一番暮れになりますので、心情的には一番ベターではないかと思いますが、それまでにコロナウイルスが少しでも収束していただければということで理解をいたしました。 使用できる業者でございますけれども、これは何度も過去にも実施をされております。ここで申し上げたいのは、できるだけ市内の零細企業などに行き渡るような手法というものを行政のほうから考えていただきたいという気持ちを持って御質問をいたしましたが、今、商工会議所のほうにほとんど委託というかお願いするということでございますので、商工会議所が今までのノウハウを持って恐らく実施をすると思いますけど、行政側として、できるだけ広く地元の業者に行き渡るように施策を打とうというお考えはあるかどうかだけは聞いておきます。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) できるだけ幅広い業種、幅広い地域で活用できるように、今までプレミアム商品券等では300店舗の大体登録がございましたが、できるだけ幅広い店舗において募集をしていくように努めてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑がありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 既に同僚議員から質問されていまして、一部重複するところがあるんですが、敬老祝金についてです。瀬来部長のところで、早く自治会長さんやら民生委員さんにお知らせしたいという思いで通知を出したと、それはそれで、そういう事情は全く理解できんわけじゃないんだけども、しかし、3月に可決をした予算で決まっちょるわけな。事前に環境福祉委員会あたりに相談をしてというふうなことも全くされないまんまに、この文書が出ちょるわけね。この文書は部長の名前で出ちょるわけじゃないのよ。下松市長、國井益雄という名前で出ちょるんですよね。イロハの話なんだけども、議会の議決ないまんまにこういうふうなことがやれるわけ。その辺では、市長のところは黙ってやり取りを聞いちょるんじゃなしに、あなたの名前で出ちょるんですよね。あなたの決裁なしにこれはやられていないはずなんです。どうなんですか、あなた決裁していないの、この文書出すことについて。決裁をした上でのこの文書の発行であるなら、あなたの責任よね。それを腕組んで、ただやり取りを聞いているだけじゃ済まないと思いますよ。イロハの話じゃから。國井市長の見解を求めたいというふうに思います。 それから、さっきの答弁で、廃止をするもんじゃないと。今年は中止をするんだということで、私はこれで廃止をするのかなというふうに予算書見たときに思ったんですが、廃止ではなしに、今年はとりあえずやめちょこうと。 それにしても高齢者の方々、敬老祝金をもらえる75歳以上の方々に二重に商品券がいくんじゃなしに、そうでない高齢者以外の方と同じ5,000円の商品券が届くというふうなことでは、何か高齢者の皆さん毎年非常に楽しみにしておるという話もよく耳にするんですが、これがいつまでも続けるべき事業なのかどうなのかというところは、今から高齢者がどんどん増えてくるということの中で、財政的にかなり市財政を圧迫するような事態になることが、そう遠くない時期に到来するだろうというふうなことで、検討しなければならない時期にあるのは事実だと思うんですけど。 それにしてもちょっとこのやり方はルール違反だと思います。ある自治会長さんから私のところに、議会はこれ承認しちょるんかいちゅうてやね、きつい電話をいただきました。実はそれは承認もしていないし、2日からの議会で議論をするところだと、文書にもそんなことが書いちゃったというふうなことで、議員だけじゃなしに市民の方からも、非常にどねえなっちょるんかいというふうなそういう疑問の声が私どものところに寄せられたということは、民生委員さんからも私はそういう話を聞きましたので、多くの方々がちょっとイレギュラーといいますか、ルール違反だと。これは市長さんのところできちんとこういうことになった経過について、ルール違反という、そういう指摘に対してどういうふうに市長さん自身が考えておられるのか、そこのところはきちんと確認をしておきたいというふうに思います。 それから、くだまる商品券の事業ですが、これの算出根拠がよくわからないんです。5,000掛ける5万7,300人ちゅうことになると2億8,650万円という、電卓たたくとそういう数字が出てくるんです。ところが、商品券事業補助金として2億6,700万円、1,950万円ほど差額が出るんですが、これはどういうふうに理解をしたらいいんですか。ちょっと理解ができませんので。あとはちょっと委員会付託になる予定ですので、総務教育委員会でやりたいとは思いますが、今の2点、市長さんの見解と今の数字の算出根拠、その2点について確認をしておきたいというふうに思います。 ○議長(中村隆征君) 瀬来健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(瀬来輝夫君) お尋ねの文書につきましては、健康福祉部長寿社会課のほうから発送しておりますので、私のほうでお答えさせていただきたいと思います。 理由につきましては、先ほどほかの議員の方からもお尋ねがありましたとおり、とにかく現場の混乱を避ける、実作業に当たられる人に事前に周知をして混乱を避ける、そういったことを目的に事務的に、これはやる必要があるという判断で、市長名を借りて私のほうの部署で発送させていただきました。 いろいろ分かりづらいとか、御指摘を数件いただいておるのも事実でございます。目的はとにかく、受給権者といいますか、高齢者の方、現金もらわれるのを楽しみにされていた方も多数いらっしゃると思いますが、とりあえず早くお知らせをする必要があるという、とにかく目的は1つでございます。 実際の作業としましては、今日9月2日本会議の初日でございますけども、通常ですと8月の終わりには会計課から4,500万円余りの現金を、前渡資金受けまして、5,000円の新札をそれぞれ職員が1枚1枚心を込めて封入をしていく作業、これから始まります。これを8月終わりの週で終えまして、各地区民協ごとに仕分けをいたしまして、9月の頭から始まります各地区民生児童委員協議会のほうに職員が持っていきまして現金をお渡しすると。それからすぐにもう各地区では敬老祝金の配布作業に入るということでございますので、申しわけございませんが、9月の議会での説明をちょっと待てなかったというそういった事情でございます。 ルール違反と厳しい言葉もいただきましたけれども、とにかく現場のことを考えるのが精いっぱいでございまして、ほかの対応がどうだったかというところは残りますけれども、何といいますか、敬老祝金は中止をされますが、その代替え措置がありますよということも早く知っていただく必要があるということでございますので、御理解いただけたらというふうに思います。 それと、廃止ではなく中止ということでございまして、確かに配布した文書にも令和2年度敬老祝金の中止についてというタイトルで民生児童委員さんや回覧をお願いしました各自治会長さん、また各施設の管理者のほうに文書を発送させていただいております。 今後の事業、敬老祝金事業の在り方でございますけれども、この春以降、とにかくコロナに対する対応で精いっぱいでございまして、来年以降の事業について考える余裕はございません。現実今9月でございますが、まだ新年度の予算編成方針も出ておりませんので、今後改めて検討すべき事項とは思いますけれども、当面現時点においては、お答えできるものはないということでございます。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長(鬼武輝明君) くだまる商品券配布事業につきまして、補助金といたしまして2億6,700万円を計上させていただいておりますが、その補助金の内訳について御説明をさせていただきます。 項目といたしましては、まずは商品券の発行費といたしまして5,000円の5万7,300人、こちらの換金率を9割というふうな見込みを立てまして2億5,785万円、商品券費に関しては2億5,785万円としております。先ほど議員さん御指摘のありました発行総額につきましては2億8,650万円というふうになります。換金手数料につきましては、1枚5円換金手数料かかりますので、約129万円、それと商品券の印刷費、商工会議所への事務費合わせまして約786万円としております。全体の補助金といたしましては、それらを合計いたしまして2億6,700万円ということが補助金の内訳ということでございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 國井市長。 ◎市長(國井益雄君) この9月議会に補正を出させていただいた、その経過について、ちょっと若干私の思いも含めてお知らせをさせていただきます。 経過について、ルール違反だった点が多々あったかと思います。その辺は、本当におわびを申し上げたいと思います。 それと、やはりコロナの関係で、本当に大狂いさせられておる、そんな中で議会の皆様方にも大変御迷惑をおかけしておりますが、この間皆様方の御協力をいただいて5月の臨時会を開かせていただいて、今回でコロナの関係の感染症対策第5弾になるわけです。5月の臨時会では、例の特別定額給付金から始まりまして、いろいろ皆様方の御協力をいただいてコロナ対策補正をさせていただきました。一つ私ども下松で、いろいろ第5弾まででやらせていただきましたが、他市に比べて非常に下松は、いろんな要望がありながら最低限、最低限でやってきているのも事実であります。できるだけ公正に公平に最も困っておられるところから、困っておられるところからということで、言葉は別にしても大判振る舞いをしてきた覚えはありません。そういう中で9月議会に補正を出すというとき、非常に心苦しかったんです、私ども執行部としては、市民の皆さんに対するこれまでの対応ですね。 他市のことを言っちゃいけませんけど、光市さんが8月議会で5,000円の商品券をということを臨時会で議決されました。これを聞いて、私どもも下松もやはり消費喚起、下松では今やはり経済、地域の活性化のために何かやらんにゃいけんということで、まねさせていただいたわけじゃないですけども、光市さんに便乗じゃないですけども、下松も何かやらんにゃいけんということで5,000円の商品券を地元の経済消費喚起を促そうということで、9月議会に第6弾の補正を出させてもらおうというのを内部で決めたわけです。 その取扱いについて、じゃあ今8月ですから、もう今月中に8月中に敬老祝金の準備をするよというときに、あまり敬老祝金のほうに話を焦点を当ててほしくない、もっと広い意味の下松市全体でという意味でとにかく使ってもらわにゃいかんと、一定の期間に。では、やっぱりこの商品券のほうが一定の期間必ず使ってもらえるという前提がある。そしてまたこれは瀬来部長も言いましたけども、民生委員さんもこの時期に訪問する、接触する、そのこともどうなんかということで、ちょっと今年度中止させてもらおうと、祝い金はこの金券の商品券で我慢してもらおうというふうな、ちょっと経緯があったんです。決して先ほどから廃止するんですねという議論がありますけども、そういう意味ではなくて、我々やっぱり新年度は新年度のまた予算の財源とかその辺もにらみながらの話になってくるわけですが、今回はそういう経緯があったということを理解していただいて、そういう意味では、議運で議会軽視じゃないかとかいう話があったと聞いておりますが、民生児童委員さんの協議会では、もう準備は進めておられる、地域によっては民生委員さんと自治会が一緒になってやっておられるということがあるんで、早くそれは知らせんにゃいかんということで、私も指示しております。私の名前で出しておるのは当然でありますが、ちょっと御迷惑をおかけした点につきましては、議員の皆様方の中には自治会長やっておられる方も多くいらっしゃいますが、大変御迷惑をおかけしたと思いますので、その辺はおわびいたします。 しかし、全体の大枠を見て、下松の消費を喚起して元気づけようじゃないかという、執行部のこの気持ち、考え方を御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) いいですか。ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第53号は、総務教育委員会に付託をいたします。 会議の途中ですが、10分間休憩をいたします。午前10時59分休憩 午前11時09分再開 ○議長(中村隆征君) 会議を再開いたします。 △日程第5.議案第54号令和2年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(中村隆征君) 日程第5、議案第54号令和2年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第54号令和2年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ1,085万2,000円を追加し、補正後の予算総額を54億4,885万2,000円とするものであります。具体的には、疾病予防費の増額として172万2,000円、特定健康診査事業費の増額として913万円を計上いたしております。 以上の財源として、繰越金を充当するものであります。 以上、概略を御説明を申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 1点だけ簡単なことですが質問いたします。 説明書の事項別明細書の13ページ、最終ページです。そこに歳出に特定健康診査事業費が書いてございますが、説明のところで記念品というのがございます。これが655万円と非常にこれ高額でありますが、この内容について説明を求めます。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長。 ◎生活環境部長(松井淳君) 特定健康診査の事業費のことですが、記念品ですが、一応特定健診の受診率の向上、継続受診対策として国民健康保険の特定健診を昨年度と今年度受診された方に、市内の協力店で使用できる商品券をお送りしたいと考えております。 あわせて、昨年度と今年度と継続して受診された方、そして健診の結果が一定程度の範囲で維持、改善された方、この方にも送りたいと思います。数字としましては、昨年の受診者が2,750人いらっしゃいましたので500円の商品券を2枚、1人当たり1,000円として、今年は一応3,000人を目標としております。あわせて、先ほど言いました一定程度の範囲で維持、改善された方が約半数ちょっと以上の1,600人いらっしゃると予想しまして、その方には500円の商品券をお送りする予定です。そういったことで、特定健診の受診率の向上を図っていきたいと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第54号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第54号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから、討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第54号令和2年度下松市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。 △日程第6.議案第55号令和2年度下松介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(中村隆征君) 日程第6、議案第55号令和2年度下松介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第55号令和2年度下松介護保険特別会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ1億5,737万円を追加し、補正後の予算総額を53億6,337万円とするものであります。 具体的には、介護給付費準備基金への積立金の増額として7,727万2,000円、過年度事業の精算に伴う国・県支出金及び支払基金交付金の返還金として8,009万8,000円を計上しております。 以上の財源として、支払基金交付金及び繰越金を充当するものであります。 以上、概略を御説明をいたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第55号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第55号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから、討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第55号令和2年度下松介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第55号は、原案のとおり可決されました。 △日程第7.議案第56号令和2年度下松後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○議長(中村隆征君) 日程第7、議案第56号令和2年度下松後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第56号令和2年度下松後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ2,851万円を追加し、補正後の予算総額を10億3,151万円とするものであります。 具体的には、前年度に収納した保険料に係る後期高齢者医療広域連合納付金として2,851万円を計上しております。 以上の財源として、繰越金を充当するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第56号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第56号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから、討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第56号令和2年度下松後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。 △日程第8.議案第57号令和2年度下松公共下水道事業会計補正予算(第1号) ○議長(中村隆征君) 日程第8、議案第57号令和2年度下松公共下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第57号令和2年度下松公共下水道事業会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。 この補正予算は、浄化センター、平田ポンプ場及び黒磯排水機場維持管理業務並びに竹屋川ポンプ場及び平田排水機場維持管理業務について、年度内に契約手続を行うため債務負担行為を設定するものであります。 以上、概略を御説明を申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第57号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第57号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから、討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第57号令和2年度下松公共下水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。 △日程第9.議案第58号下松市個人情報保護条例及び下松市情報公開条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第9、議案第58号下松市個人情報保護条例及び下松市情報公開条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第58号下松市個人情報保護条例及び下松市情報公開条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、個人情報の定義の明確化、要配慮個人情報の取扱い等に係る規定を整備するものであります。 具体的には、法の規定と同様に、指紋データ、旅券番号等の個人識別符号が個人情報に該当することを明確にし、要配慮個人情報に病歴、障害があること等を加え、実施機関による収集に制限を設ける等の改正を行うものであります。 以上、議案第58号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第58号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第58号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから、討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第58号下松市個人情報保護条例及び下松市情報公開条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。 △日程第10.議案第59号下松市総合計画基本構想の策定について ○議長(中村隆征君) 日程第10、議案第59号下松市総合計画基本構想の策定についてを議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第59号下松市総合計画基本構想の策定について、御説明を申し上げます。 この議案は、現行の下松市総合計画が令和2年度で目標年度を迎えるため、令和3年度を初年度とする新たな総合計画の策定に当たり、基本構想について、下松市議会の議決すべき事件を定める条例の規定により、議会の議決を求めるものであります。 基本構想の構想期間は、令和12年度を目標年度とする10年間としております。 基本構想の内容につきましては、まず基本理念として、「自立と個性の発揮」、「市民参加と協働の推進」、「ものと心の調和」、「柔軟性と先見性の向上」の4つを掲げております。 そして、将来都市像については、現行の都市と自然のバランスの取れた住みよさ日本一の星ふるまちを普遍的なものとして継承することとし、推進テーマとして、くだまつ愛で未来へつなぐ安全安心なまちを新たに掲げております。 また、将来人口を5万7,000人、世帯数を2万6,300世帯と想定し、将来都市構造は、下松市都市計画マスタープランにおいて、見直すものであります。 さらに、分野別構想として7つの分野を定め、将来目標の実現に向けて、それぞれ政策を展開することとしております。 以上、議案第59号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。阿武一治議員。 ◆15番(阿武一治君) 前回の総合計画をどういうふうに出されてこられたかとか、そして今回の先ほど市長から先見性という言葉がありましたが、そういうものがどこに出ているかと、そういう内容についてはちょっと置いておきまして、単純に意見を申し上げたいんですが、この10年計画ちゅうのは必要でしょうか。この中にも書いてありますように、5年の基本計画、3年の実施計画というものがございます。 ましてや今、様々な案件が出る中で、まち・ひと・しごと創生総合戦略、そして行財政改革推進計画、そして人口ビジョン、そして下松市財政構造の見直し指針等当面の課題について計画を立てられたのがたくさんあるわけですね。 ましてや今のようにコロナで時代が動くときには、今日のように議会の承認を得る前にもう発信しないといけないような案件も出てくるわけです。本当に10年間というこのビジョンが必要だと思ってやっていらっしゃいますか。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) 総合計画につきましては、前回の平成23年のときに自治法の改正があって、これは義務づけではなくなりました。平成23年のときに、これは義務づけでございましたので、10年間の基本構想、総合計画を立てさせていただいたという経緯がございます。 今回につきましては、さきの議会、3月議会だったと思いますけれども、議決すべき事件として、失礼12月ですね、昨年の12月に議決すべき事件ということで条例を改正させていただいて、この基本構想について計画的な行政運営を図るために、こういったことを議会の議決を図るんだということをお願いして議決いただきました。 今回、議員さんお尋ねの必要なのかどうかという観点でございます。やはり下松市としての方向性、ビジョン、こういったものはしっかりと明記しつつ、市政運営これを進めるべきだろうと思います。 確かに今コロナ禍でいろいろ変化、変容、変革ですね、来年のことは全くわからないといったような状況にはあります。しかしながら、やはりこういった計画に基づいたまちづくりを進めることがやはり肝要であるというふうには認識しておりますので、まずもって下松市としてどういう方向で向かっていくのか、それとこの総合計画というのは、市のというよりは住民の方も事業者の方も、皆さんこの基本計画に基づいて、基本構想に基づいて事業を進めていくというようなものでございますので、このあたりは市が一丸となって進めるという観点からすると、この基本理念に基づいてまちをつくっていくということは必要なんだろうというふうに思います。 ただ、おっしゃったように、今本当来年のこと、明日のことが分からないそういう状況にありますので、そういったところでは、柔軟性と先見性というのを最後に掲げておりますけれども、こういったことで臨機応変にできるような、そういった職員の育成といったものも進めていかないといけないと、そのように考えております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 阿武一治議員。 ◆15番(阿武一治君) 別の観点で質問させてもらいますけれど、これを今までここまでつくり上げるには、部内で話して、そして皆で話して、そしてまた部内に持って帰って、そしてまた全体会議をやって、そして市長をはじめ、全体で決める、ここまで決めるような場所をつくられたと思うんです。 さらにこれ今から製本をして、特別委員会やられるそうですが、そこで決まったことも含めて製本するまでに校正をして、そして製本すると、そこまでの費用をどのくらいと見積もっていらっしゃいますか。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) 費用の面でございます。それは、職員の人件費とか審議会、そういったものも開催をしております。また、コンサルに委託もしております。どの程度になるか分かりませんけれども、1,000万円単位で二、三千万円程度かかっておるんだろうというふうに思いますが、今ちょっと資料がありませんので、ここでは明言を避けますけれども、これはやはり10年のスパンでの計画でございますので、これは一番大事な計画だろうと思います。これを基にいろんな各種計画がございますので、この総合計画に委ねるところが非常に高いものだろうと思います。それに沿って、各部局の計画、これが成り立ってきております、個別計画が成り立ってきておりますので、そういった面からすると高いのか安いのか、この辺は御判断いただきたいと思いますけれども、そういった視点でこの計画を策定させていただきたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 阿武一治議員
    ◆15番(阿武一治君) お話を聞いて、もう1回突っ込ませてもらいますけど、価値があるということは分かりました。おっしゃることは分かります。そして、その効果も出てくるのかもしれません。しかし、その効果と費用を考えたときに、費用が幾らかということを見積もりせずに、こういう事業を始められるんでしょうか。それを教えてください。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) 効果と費用ということでございます。やはり費用をもちろん当然我々予算化をし、御提示をさせていただいております。その中で、この総合計画がどのような効果が出るかというのは、やはりこの執行部も議員の皆さんも市民の皆さん全員が、この計画よかったなというふうに感じていただけるようなものをつくらないと効果が出たとは言えませんので、今後、基本計画が今年度末に策定されますけれども、これを1つのバイブルとして、ぜひこの計画に沿ったまちづくりを進めて、人口も5万7,000を目安にしております。できればもっと人口が増えていくようなそういったまちづくりができればというふうには考えておりますので、こういったところで市の市勢、勢いですね、こういったものが生まれればなというふうに感じておりますので、ぜひとも御理解と御協力をお願いします。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) ちょっと何点かお尋ねをします。これの3ページの中ほどに、下松市は主要産業が堅調で、雇用力旺盛なこともあって、人口は増加傾向にあると。これを裏づける、この記述を裏づける、人口は増えているのは市内の企業が堅調だから、雇用が安定しているから人口が増えているというふうなことなのかどうなのか、私は住宅事情等々の問題も多分にあるんじゃないのかなというふうに思うんで、この記述となった主要産業が堅調で雇用力が旺盛なこともあって人口が増加傾向、これを裏づける資料がございましたら1部いただきたいというふうに思います。 それから、2点目ですが、11ページに下の段に、「下松市の財政において、財政力指数は高い水準で維持されており、財政の健全性は保たれています」とこういうふうに書かれている。その下の行には、「経常収支比率は、ここ数年上昇傾向にあり、硬直化をしている」と。 財政の評価について、そういうふうに矛盾ちゅうかな、逆の方向が記述されているんですね。ですから、その辺では下松の財政状況、今から先を展望する上で、ここの位置づけちゅうのは分析というものは、客観的でなければならないというふうに思うんだけども、何か矛盾しているんじゃないのかなという印象を受けますので、そのあたりをちょっと説明してください。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) 2点御質問がありました。 ちょっと基本構想と離れて、序論の部分でございますけれども、関連があるということでお答えさせていただきます。 まず3ページのところで、主要産業が堅調でということでございます。現在、コロナ禍ということで、法人あるいは個人の方々、非常に財政的にもひっ迫したような状況にはあります。 ただ、私ども見聞きする上で、企業の設備投資等、この辺はこれからの予定として、かなりあるというふうに聞いておるところでございます。今後、今の現状、コロナ禍では、少し低迷をする可能性は否めませんけれども、今の全体的な下松市の状況を考えますと、こういう動きがあるということでございまして、人口についても御承知のとおり5万7,300人弱でございますけれども、堅調に微増傾向ということで推移しております。資料については、出せるものがあれば出していきたいというふうに考えております。 それと11ページで、健全財政の視点でございます。上では、健全性保たれておる、下では財政が硬直しておるというような、逆行をしておるんではないかというお尋ねでございます。 基本的に、これは財政力指数を申し上げますと、このたびも地方交付税で、かなり減額になりました、0.9あたりを推移しております。財政力としては非常に高い、そういったところを維持しておるといったところで、監査の指摘もございますけれども、基本的にはこれまで財政的には健全性が保たれ、例えば実質公債費比率あるいは将来負担比率を取ってみても、他に負けない程度の実力があるということでの財政の健全性が保たれているというような判断でございます。 それと、経常収支比率につきましては、議員さんも御承知のとおり、財政の硬直化が進んでおると、これはやはり否めません。ということで、財政構造の見直しの指針等こういったもので、今後の財政状況を少しでも改善できるように、それと新たに税源涵養に向けた施策の展開ということも考えられますので、そういうことでの大きなくくりとしては、厳しさを増す財政構造というふうにしております。こういったものを少し頭に置きながら、財政運営を進めていきたいということで、この計画を取り巻く時代環境ということを、今の考え方で示しておるということでございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) この基本構想、基本計画というふうなものは、執行部と議会を構成している我々だけが見るものじゃないんです。広く市民の皆さん方も下松の現状を認識する上で、また今からの課題を認識する上で、広くこれを見ていただいて理解をしていただき、御協力もいただくというふうなことで、私はこの記述というふうなものは正確にしていかないとまずいというふうに思うんです。 それで、例えば、財政力指数が高い水準にあって、財政は健全性を保たれていると、こういうふうに言い切っていいのかどうなのか。例えば、下松が財政破綻をした昭和51年をみても、昭和50年の財政力指数は115なんです。昭和51年も108.4なんです。ですから、単純に財政力指数だけで健全化が保たれているなんていうふうに結論づけると、ちょっとまずいんじゃないのかなと、ですから誤解を広げるということにもなりかねません。 もう一つは、今の現状そのもの、昨年下松の財政は危機的な状況にあるというふうなことが、これ公式に発表されているわけですよね。だからそういうふうなものと、何か出てくる文書、そういうふうなものが、一貫性がないというふうなことになりゃせんかいなと。 委員会でこれ付託の予定ですから、そこで詳しくはやらなきゃならないかなと思っていますけれども、やはりそういう全体の流れとこういうふうな基本的な文書というふうなものは、一貫性がないとまずいと。ですから、客観性も一貫性も必要なんじゃないのかなというふうに思い、そういう観点からいうと、ちょっとここの記述そのものに、その辺が欠けるんじゃないのかなというふうに、そういう印象ちゅうんですか、そういう見方も生まれるんじゃないかというふうに思うんで、ちょっともう1回確認をしておきたいというふうに思います。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) また委員会のほうで御協議をさせていただきたいと思いますが、簡単に申し上げますと、やはり総論的には厳しさを増す財政構造というくくりでやっています。 ただ、全国的な指標を見ると財政力指数であったり、先ほど申しましたように実質公債費比率であったり将来負担比率であったり、こういった健全化指標というのがございます。その中では、県内を見ても上位に位置しておりますし、全国的にも上位であるというふうには認識しておりますので、これが全て先ほどおっしゃいました昭和51年の赤字再建団体で赤字になっているというような状況ではございません。比率的にもそういった高い状況でもないということから、総論的には健全性は保たれているんだと、ただ個別的な事項を見ると、やはり厳しさを増してきておるということで、経常収支比率あるいはほかの比率ですね、こういったものもこの懸念材料ですよということが、今の現況として、これ記されておりますので、この現況を基に、この基本構想、基本計画、今後立てていくわけでございますので、これに至らないような今の現状を、皆様方にお示ししているのが、この序論の中の現況ということで御理解ください。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 外に出すためにつくるもんじゃなしに、私たちが下松の行政運営を進めていく、そのベースになるべき文書になるわけでしょ。ですから指針ですよね、基本的な。ですから、そこのところは現状を正確に記載をし、誤解が生まれることがないような、そういうものに私はしておく必要があるんじゃないのかなというふうに考えるんです。委員会でそこのあたりはどうするんかというのは、また改めてやりたいとは思います。一応、指摘だけしておきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) ベースとしてこういう健全性が保たれているということをお知らせしておるわけでございますので、必ずしもこれが間違いではございません。ベースとして健全性が保たれているということで御理解ください。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第59号については、7人の委員で構成する基本構想審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第59号については、7人の委員で構成する基本構想審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。 お諮りいたします。この際特別委員会の選任については、議長において指名することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、基本構想審査特別委員会の委員の選任は、議長において指名することに決しました。 お諮りいたします。基本構想審査特別委員会の委員に、磯部孝義議員、近藤康夫議員、永田憲男議員、堀本浩司議員、松尾一生議員、山根栄子議員、渡辺敏之議員、以上7人を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました7人の議員を基本構想審査特別委員会の委員に選任することに決しました。 次に、基本構想審査特別委員会の委員長、副委員長についてでありますが、これは委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選することになっております。 ここで、13時まで休憩をしたいと思います。 その間に委員長及び副委員長を互選していただき、議長まで御報告をお願い申し上げます。13時まで休憩いたします。午前11時50分休憩 午後 1時00分再開 ○議長(中村隆征君) 会議を再開いたします。 基本構想審査特別委員会の委員長並びに副委員長がそれぞれ互選され、その結果の報告がありましたので申し上げます。 まず委員長、近藤康夫議員、副委員長、永田憲男議員、以上であります。 △日程第11.議案第60号市道路線の認定について ○議長(中村隆征君) 日程第11、議案第60号市道路線の認定についてを議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第60号市道路線の認定について、御説明を申し上げます。 上地3号線ほか5路線につきましては、開発行為により造成された団地内の道路を認定するものであります。 この結果、市道路線数は874路線、総延長は約314キロメートルとなる予定であります。 以上、議案第60号について御説明いたしましたが、添付しております参考図面も御参照いただき、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第60号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第60号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから、討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第60号市道路線の認定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。 △日程第12.議案第61号下松市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第12、議案第61号下松市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第61号下松市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、厚生労働省令の改正に伴い、家庭的保育事業等について、保育所等との連携に係る規定の整備を行うものであります。 以上、議案第61号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第61号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第61号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより、討論に入ります。本案に対する討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第61号下松市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。 △日程第13.認定第1号令和元年度下松水道事業会計決算の認定について 認定第2号 令和元年度下松工業用水道事業会計決算の認定について認定第3号 令和元年度下松簡易水道事業会計決算の認定について認定第4号 令和元年度下松公共下水道事業会計決算の認定について ○議長(中村隆征君) 日程第13、認定第1号令和元年度下松水道事業会計決算の認定について、認定第2号令和元年度下松工業用水道事業会計決算の認定について、認定第3号令和元年度下松簡易水道事業会計決算の認定について、認定第4号令和元年度下松公共下水道事業会計決算の認定について、以上の4件を一括議題といたします。 本件について、提出者の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 認定第1号令和元年度下松水道事業会計決算の認定について、認定第2号令和元年度下松工業用水道事業会計決算の認定について、認定第3号令和元年度下松簡易水道事業会計決算の認定について及び認定第4号令和元年度下松公共下水道事業会計決算の認定についての4議案について、一括して御説明申し上げます。 これらの議案は、令和元年度の各会計について、地方公営企業法第30条の規定に基づき、議会の認定に付するものであります。監査委員の審査意見書及び令和元年度上下水道事業年報を御参照いただき、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております認定第1号から認定第4号までの4件は、建設経済水道委員会に付託をいたします。 △日程第14.監査報告第3号例月出納検査報告について ○議長(中村隆征君) 日程第14、監査報告第3号、監査委員から例月出納検査報告書の提出がありました。写しをお手元に配付しておきましたから、御了承をお願いいたします。 以上で、本日の会議を終わります。 次の本会議は、9月8日午前10時から開きます。熱心に御審議お疲れでございました。ありがとうございました。午後1時08分散会 ─────────────────────────────────...